dazai

太宰のゆるゆる生活日記

現代のギャルも未だに連れションするんですか?

 

 

 私には足がある。自由に歩くための足。歩いて帰るための足がある。

 

 しかし最近では「もうこの足、要らねんじゃね?」と心の中のギャルが訴えかけてくるくらいには精神が女子高生なので、久しぶりにブログをしたためようと、いつからつけっぱなしなのか思い出せない位に再起動に時間のかかったPCの前で胡坐をかいている。なお、スカートにジャージを合わせるという女子高生ファッションで形から入っているので、その辺は任せてほしい。

 

 そんでだ。端的に何が言いたいのかというと、今現在、私は己の自由意思で帰宅することができないという悩みを抱えているのである。

 

 自宅から最寄り駅まではかなりの距離があり、バスもなかなかちょうどいいところを走っておらず、タクシーに乗ろうもんなら3,000円オーバーは必至の悪立地。そのため我が家の人間は外出する際、必ず誰かの送迎を受けることとなる。

 

 家族各々、個人の生活もあるため、送迎を頼むにしても事前に時間を相手に伝えておく必要があり、私も例外でなく「23時30分帰宅」などと、記録に残るようメールで相手に以来をするようにしている。

 

 が、これが非常にめんどくさい。イライラする。なぜ自分の好きなタイミングに帰れないのだ。急なクライアント対応で仕事はいくらでも伸びるし、帰り際に美味しそうな店を発見したら帰宅時間なんてそっちのけで立ち寄りたい。

 

 私は、私には、足がある。気の赴くままに歩きたい。時には跳ねたい走りたい。なのになぜ制限される。そんなのおかしい。えなりかずきがなんと言おうが、しょうがないでは済ませたくない。

 

 そんな思いを抱いていたころに、今の彼と出会った。彼は優しいので「いつでもお家に来ていいよ」と、快く招き入れてくれた。

 

 ただ、所詮彼も赤の他人。そして、出会いたての当時が甘々すぎただけだった。今では彼の仕事に合わせて帰宅をしなければいけないし、その彼もかなりのお仕事戦士なので約束した時間通りにはなかなか帰ってこない。まじで付き合いたてのあの頃のマジックな(それな)

 

 つい昨日くらいまでは愛の力とやらでなんとか凌いでいたが、ぼーっとスーパーの袋を持ちながら大好きな彼が帰ってくるのを大好きなヨーグレットをかじりながら待っていたら、何かがはじけた。なんなんだよこの生活。

 

 部活着に着替えるために教室にいたらクラスメイトと話が弾んでしまってそのまま部活をバックレたり、みんなでテスト勉強をしていたかと思えば教師達のモノマネ選手権をはじめたり。そんな自分の中のギャルがまだ元気に生きているからか、やっぱりこの生活には屈せそうにないのだ。

 

 心の中のギャルよ。一体どうすればいい。どこに向かえばいい。

 

 心に問いかけてみたが、その時鏡に映っていたのは、疲れた顔した冴えない23歳の、お世辞にもギャルとは言えない女であった。